18日は15地域に熱中症警戒アラート WBGTで行動を変える目安
環境省と気象庁は7月18日に15地域、19日に20地域の警戒アラートを表示。前週の救急搬送は4,580人だった。気温だけでなく暑さ指数をどう使うか。

環境省の熱中症予防情報サイトは、2026年7月18日17時時点で、同日に15地域、19日に20地域の熱中症警戒アラートを表示した。広島、山口、福岡など西日本の広い範囲に加え、沖縄の一部でも警戒が示されている。特別警戒アラートは両日とも発表されていないが、「特別」がないことは安全を意味しない。
消防庁の速報では、7月6日から12日までの一週間に全国で4,580人が熱中症により救急搬送された。搬送者数は気象や地域、集計期間で変動するが、症状が屋外だけの問題ではないことを示す。高齢者は暑さを感じにくく、室内や夜間でも注意が必要だ。
WBGTは何を測るのか
暑さ指数WBGTは、気温だけでなく湿度、日射・輻射、風など、体が熱を逃がしにくくなる条件を組み合わせた指標だ。同じ気温でも、湿度が高い日や直射日光の下では負担が大きくなる。スマートフォンの天気画面で最高気温だけを見るより、活動場所に近いWBGTを確認する方が行動判断に向く。
数字ごとの行動目安
- WBGT31以上:危険。特別な場合を除き運動は中止し、特に子どもの運動をやめる。
- WBGT28~31:厳重警戒。激しい運動や持久的な活動を避け、頻繁に休憩・補水する。
- WBGT25~28:警戒。負荷の高い活動では30分ごとを目安に休憩する。
- 警戒アラート:予測WBGT33以上の地域で、前日17時と当日5時を基本に発表される。
アラートが出た日の優先順位
- 不要不急の外出と屋外運動を延期する。
- 空調を使い、室内の温度・湿度を確認する。節電より生命の安全を優先する。
- 喉が渇く前に水分を取り、医師から制限を受けている人は個別の指示に従う。
- 高齢者、子ども、持病のある人、障害のある人へ具体的に声をかける。
- 意識障害、自力で水が飲めない、反応がおかしい場合は救急要請をためらわない。
アラートは都道府県より細かい58地域単位で発表される。旅行やイベントでは出発地ではなく、目的地と活動時間の情報を見る。予測は更新されるため、前夜に確認して終わりではなく、当日朝と活動直前に見直したい。
編集部注。 体調に異変がある場合は一般記事だけで判断せず、地域の救急相談、医療機関、緊急時は119を利用してください。
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