金沢、10月25日はマラソン交通規制 バスだけでなく徒歩の横断も確認
金沢マラソンの当日は、コース沿いの駐車場に出入りできない時間帯がある。車向けの公式迂回検索も徒歩には対応していない。観光や宿泊の予定は、目的地の位置と移動時刻を組み合わせて見直したい。

10月25日(日)に金沢を訪れるなら、観光地の開館時間だけでなく、そこへ渡れる時間も確かめたい。「金沢マラソン2026」の開催に伴い、市内で交通規制が予定されている。主催者は、車両の通行に加え、ランナー通過中は歩行者や自転車もコースを横断できないと案内している。
金沢市観光協会も、バスの運休や路線・ダイヤの変更に注意を呼びかけている。ただし、市内のバスがすべて終日止まるという意味ではない。旅程を見直す際は、「金沢全体が通れない」と捉えるのではなく、利用する道、時間帯、バスの便を一つずつ確認する必要がある。
近くのホテルでも、道の反対側とは限らない
主催者の交通規制案内によると、規制中は車両でコースを通行・横断できず、コースに面した駐車場への入出庫もできない。宿泊施設や観光施設までの距離が短くても、途中にコースがあれば、普段と同じ所要時間で着けるとは限らない。
とくに、ホテルに車を置いたまま朝に観光し、昼に出発する計画は確認が必要だ。駐車できることと、出たい時刻に車を出せることは別の問題になる。予約済みの人は、駐車場の出入口がどの道路に面しているかを確かめ、当日の入出庫について宿泊先に問い合わせたい。
公式の規制マップには、区間ごとに異なる時間帯が記されている。大会全体の規制時間だけを見て、どの道も同時に閉まり、同時に開くと判断しないことが大切だ。目的地の住所だけでなく、そこへ向かう経路上の規制も一緒に読むと、見落としを減らせる。
公式の「車ルート検索」を徒歩に流用しない
大会公式サイトには、出発地、目的地、日付・時間を指定できる迂回路検索がある。ただし、交通規制時間に対応するのは「車」ルート検索だけだ。「トータルナビ」「徒歩」「自転車」「トラック」は対応していないと明記されている。
また、車の案内も計画上の規制時間に基づくため、実際の解除状況とは異なる場合がある。検索結果は当日必ず通れるという保証ではない。主催者は、拡大した結果に黒線の通行不可区間がないかを確認し、表示された場合は時間や出発地、目的地を変えて再検索するよう案内している。
徒歩なら車の規制を気にしなくてよい、と考えるのも早計だ。ランナーが通過している間は歩行者も横断できない。地図上では最短に見える道でも、現地でそのまま渡れるとは限らず、係員の案内に従う必要がある。荷物を持って駅と宿を往復する人は、渡る必要のある場所を先に確かめておくとよい。
バスは平常時の時刻表と当日の案内を分けて読む
金沢市観光協会は、運行状況を北陸鉄道や西日本ジェイアールバスの公式サイトで確認するよう呼びかけている。北陸鉄道の路線バスページでは、通常の時刻表・路線図と、運行情報・新着のお知らせが別々に案内されている。普段の検索で便が表示されることだけを、マラソン当日の運行の根拠にしないようにしたい。
確認したいのは、利用する便が走るかだけではない。乗る予定の停留所を通るか、迂回や時刻変更の対象かも重要になる。行きに使えた経路を、そのまま帰りにも使えると決めつけず、往路と復路を分けて確認するのが確実だ。本記事は個別路線の運休便を一覧化したものではなく、最新の運行案内を確認するための手順を整理している。
公式サイトは、大会当日の規制区域を確認できる「いまどこ+」を10月25日8時30分から利用できると案内している。これは事前の規制マップや運行告知と役割が異なる。当日は区域の確認にも使い、規制の解除を自分で推測して移動しないことが大切だ。本文の日付と時刻は日本時間で示している。
出発前には、宿の出入口、目的地までのコース横断、往復のバス、駅に戻る時刻をひとまとまりで見直したい。徒歩に切り替えれば解決するとは限らないのが、今回の注意点だ。行き先を増やすより、移動に余裕を持たせることが、当日の予定を守る助けになる。
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