大糸線、10月17日夕方から一部運休 白馬方面は最終列車に注意
神城駅の工事で、信濃大町〜南小谷間は18時30分以降の列車が運休する。代替バスはなく、白馬から松本方面へ向かう最終は17時10分発。大町アルプスマラソン前日の移動も、駅ごとの時刻を確認したい。

10月17日(土)に大糸線で白馬方面へ出かける人は、帰りの列車をいつもより早い時間で組み直す必要がある。JR東日本は神城駅の線路設備改良工事に伴い、信濃大町〜南小谷間で18時30分以降の列車を終日運休する。バスなどによる代替輸送は行わない。
注意したいのは、18時30分が「どの駅でも、それまでは列車に乗れる」という意味ではないことだ。JRの工事用時刻表では、白馬から信濃大町・松本方面へ向かう最後の列車は17時10分発。観光を終えてから普段の最終列車を調べるのではなく、往復の乗車駅と方向を決めて確認しておきたい。本文の列車時刻はすべて日本時間だ。
白馬発は上り17時10分、下り17時48分
JR東日本が公表し、白馬村も掲載している時刻表では、運休前の最後の列車は次の通りとなる。
- 松本方面から白馬・南小谷方面へ:松本16時09分発が信濃大町17時03分着。信濃大町17時08分発の南小谷行きに接続し、白馬17時47分着・17時48分発、南小谷18時07分着となる。
- 南小谷・白馬方面から信濃大町・松本方面へ:南小谷16時50分発、白馬17時10分発、信濃大町17時45分着。松本方面へは信濃大町18時11分発が掲載されている。
つまり、白馬にいる人でも、南小谷へ向かうのか、信濃大町へ戻るのかで最後に乗れる時刻が異なる。乗換駅まで着けば十分とは限らない。松本や糸魚川から大糸線に入る場合も、目的地までつながる列車があるかを一続きの行程として確認する必要がある。
今回の運休区間は信濃大町〜南小谷間で、大糸線全線が朝から止まるわけではない。JRの案内は上下の普通列車計6本、上り・下り各3本を対象とし、掲載した工事時間帯以外は通常通り運行予定としている。区間外の列車が動いていても、そのまま白馬まで行けるとは限らない点が落とし穴だ。
マラソン前泊の人にも影響
大町アルプスマラソンは10月18日(日)の開催予定で、工事日はその前日に当たる。大会実行委員会は9月29日、前泊のため白馬方面へ向かう参加者に一部列車の運休を知らせた。大町市観光協会も9月30日に注意を呼びかけている。
参加者にとって確認したいのは、当日の会場アクセスだけではない。前夜にどの駅まで列車で移動し、そこから宿泊先へどう向かうかも含まれる。大会が開かれるからといって、運休区間に臨時の代替バスが用意されるという案内ではない。
JRが明記するのは、工事に伴う代替輸送を実施しないということだ。既存の路線バスやタクシー、宿泊施設の送迎を別に利用する場合も、運行日、乗り場、予約の要否、最終時刻を各運行者や宿泊先で確かめたい。それらが鉄道の代わりに確保されると考えて、夕方の移動を残すのは避けたい。
工事が中止でも、列車が戻るとは限らない
工事は神城駅のポイントを撤去するものだ。JR東日本は、乗り心地と冬期の運行安定性を高め、設備を簡素化して保守コストを減らすことを目的に挙げている。今回の案内は事故や突発的な故障による運休ではなく、予定された設備工事に伴うものだ。
公表された工事日は10月3日と17日で、今後の予定として確認すべき日は17日となる。予備日は11月7日(土)。ただし、JRの時刻表には、天候などで工事が中止となった場合でも列車は運休すると明記されている。「雨で工事がなくなれば、夜の列車も通常通り」とは判断できない。
出発前には、JR東日本の運行情報と工事用時刻表を照らし合わせ、使う駅の最終発車時刻を確認する。宿泊を伴う旅行なら到着予定も共有しておくとよい。秋の白馬方面への旅では、18時30分という運休開始時刻より、自分が乗る最後の列車の時刻を旅程の基準にしたい。
編集部注。 本稿は2026年10月8日(UTC)に確認した公表情報に基づく一般的な交通案内です。工事や運行予定は変更される場合があります。出発前にJR東日本、各交通機関、宿泊先の最新案内を確認してください。
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